ゴルフを気軽に練習したいときに便利なのがゴルフ練習場ですが、練習では上手く打てていてもコースでは上手く打てないということがあるでしょう。ゴルフ練習場でボールを打つのとコースでボールを打つのでは条件が違うため、正しい練習方法をしないと結果に結び付かないことも多くあります。
ここでは、ゴルフ練習場とコースでの違いやコースで上手く打つための練習方法などについて詳しく解説していきましょう。
1.ゴルフ練習場とコースとの違いを理解する
ゴルフ練習場で効率的な練習をするためには、ゴルフ練習場とコースの違いを正しく認識する必要があります。
二つの違いを理解することで、より実践的な練習に取り組めるようになります。
1-1.コースではフルスイングすることは少ない
よくゴルフ練習場の練習ではフルスイングでボールを打っている方がいますが、フルスイングの練習は実は上達の妨げになることもあります。その理由として、フルスイングはコースに出た時にあまり使用しないということが挙げられます。コースで使わない練習ばかりしても上達には繋がらないため、コース上で多用するショットの練習を心がけましょう。
1-2.コースではショットごとに間隔がある
ゴルフ練習場では次から次へとボールを打つことができるため、練習中にリズムが生まれ、そのリズムに身体が慣れていってしまうことがあります。しかし、コース上ではショットとショットの間に時間的な間隔があるので、ゴルフ練習場で培ったリズムが狂うことがあるでしょう。そのため、ゴルフ練習場での練習の際にも時間的な間隔を空けて打つことが、調子を崩さないために重要といえます。
1-3.ゴルフ練習場ではボールが常に平らな面にある
当たり前のことですが、ゴルフ場ではボールは常にフラットなところにあるので、それに慣れ過ぎてしまうと傾斜や起伏のあるコースでのショットに影響が出てしまいます。そのため、ゴルフ場での練習ではボールの位置を変えたり重心の位置を前後にずらしたりすることで、斜面を考えた時の練習をすることができます。
2.コースで上手く打てる練習方法とは
ここでは、ゴルフ練習場とコースの違いを踏まえてゴルフ練習場の使いこなし方について解説していきましょう。
2-1.フルスイングで打たない
上述したように、コース上ではある程度の傾斜があるため、フルスイングでボールを打つことはあまりありません。そのため、ゴルフ練習場ではフルスイングではなくバランスのよいフィニッシュを目指して、力加減を80％くらいにセーブしてショットを打つ練習を積みましょう。フェアウェイが狭いが狭いことを仮定した練習ならば、クラブを短く持って更に力加減を抑えた練習もおすすめです。
2-2.クラブの番手をシャッフルして打ってみる
コースで打つ際には同じ番手で続けて打つことは少ないので、実際のコースでショットを打つ場面を想像して練習することが大切です。使用するクラブは人それぞれなので一概にはいえませんが、ショットの度にクラブを変えて打つことで、クラブごとの使い勝手の差異を感じやすくなります。実践での違和感やギャップを埋めることができるようになるので、有効な練習方法でしょう。
2-3.ルーティンを実践してみる
先程述べたように、コース上ではゴルフ場のように同じリズムでは打てません。そのため、次々とボールを打つ練習はやめ、ルーティンによってリズムを作るのがおすすめです。ただし、あまり長居ルーティンですとスロープレーになってしまうため、短いルーティンにしましょう。
3.シミュレーションゴルフを利用してみる
より実践的な練習方法として、シミュレーションゴルフが挙げられ、打ちっぱなしの練習だけではカバーできないコースのイメージや状況判断能力が磨かれる効果があります。また、スイングの速度やボールの飛距離、ボールの速さ、スピンなどのデータを数値として確認することも可能です。風などの影響も少なく、暑さや寒さなどの天候を気にしなくて済むのもメリットでしょう。
4.まとめ
ゴルフ練習場での練習を実際のプレーに生かすために必要なことは、ゴルフ練習場とコースの違いを理解することが重要です。たとえば、ゴルフ練習場では気持ちが良かったりストレス解消をしたりするためにフルスイングの練習をしがちですが、フルスイングは実際には使用頻度が少ないのです。そのため、実際にコースで打つことを想定したスイングの練習が重要になります。
他にも、ゴルフ練習場でのショットのリズムに慣れてしまうと実際のコースで調子をおかしくしてしまうこともあります。そのためルーティンを取り入れて、実際のプレーに近づけた環境で練習することも大切でしょう。シミュレーションゴルフで数値的に自分のプレーを見返すことも上達の秘訣です。
「Free Golf」は東京都内で利用できる無人シミュレーションのゴルフ練習場です。天候に左右されることなくいつでも身軽に練習できることが特徴です。ご自分のフォームやゴルフデータを分析したい方はぜひ一度お越しください。
